張耀揚(ロイ・チョン)さんの出演されている作品の鑑賞記録です。
見たまま記録に残していなかったため、個人の記録と感想のまとめです。
ついでに、張耀揚さんが掲載されている本もまとめています。
記憶にある限り、見た順にまとめていきます。
※修正点がありましたら、気づき次第修正します。
作品の内容に触れる部分、趣味の偏った作品の感想が多々ありますので、お気をつけください。
DVDがどんどん増えていくな~と思っています。
映画
『インファナル・アフェア 無間序曲』
邦題 | 『インファナル・アフェア 無間序曲』 |
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原題 | 『無間道II』 |
公開 | 2004年9月18日(日本)/2003年10月1日(香港) |
鑑賞 | DVD→劇場 |
配役 | 羅繼賢 |
パンフレット | あり |
初めは香港に旅行に行く前に、「旅行の参考として見ておこう」というよく分からない理由でよく聞くこのシリーズを1からレンタルして鑑賞しました。
その後に劇場で見たのはインファナル・アフェアシリーズをオールナイトで上映していたものと、ノワール映画特集で上映していたものです。
初めて見たときは、「かっこいい方がいるな~潜入捜査官だったのか! あの、撃たれたんですけど…」という感じでした。理解力がないので、「インファナル・アフェア」シリーズを初めて見たときはだいたいこれくらいの低い解像度で見ていました…香港映画を見始めて一年くらい経ったときにDVDで見たのでゆるいです。今でもゆるゆるで見ています。
DVDで見てから、次にオールナイトで見たときはまだそれほど張耀揚さんを認識していなかったのですが、その二年後に劇場で見ていたときは羅繼賢さんが出る場面で「最高!」と思いながら見ていました。(この数年の間にはまっていったことがよく分かります…)
ちなみに「最高!」となりながら劇場で見ていたとき、羅繼賢さんの最後の場面でわたしもなぜかお腹が痛くなりました。
あと、『インファナル・アフェアIII 終極無間』では一応羅繼賢さんのお墓が出てくるのですが、出演されているわけではないので数えていないです。
羅繼賢さんの死を強調しないでほしいですね…
パンフレットも持っていますが、ほとんど羅繼賢さん(張耀揚さん)には言及されていません…
DVDを購入しました。(2021/3)
偶然中古で安く見つけて、買おうか迷ったのですが(トリロジーBoxの存在を知っていたため)、「迷うくらいなら買ってしまおう」と購入しました。
特典映像で、少しですが張耀揚さんが出てくる場面が収録されているので最高です。
(最期の場面の別アングルが収録されており、「どうしてそこを…収録したんですか!」と呻きました。)
他にも見たことがなかったイベント(おそらく会見イベントか撮影終了イベント)で、張耀揚さんのお姿が見られて最高でした!
『エグザイル/絆』
邦題 | 『エグザイル/絆』 |
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原題 | 『放·逐』 |
公開 | 2008年12月6日(日本)/2006年10月19日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 貓 |
パンフレット | あり |
よくツイッターで見る作品だと思っていたのですが、暇だったときに近所で見つけてレンタルして見ました。有名な作品だと思うのですが、意外と置いてあるお店と置いていないお店の分かれる作品だと思います。
最初に見たときから「よく分からない…でも、雰囲気があって、とても魅力的な作品だ」と思いました。
終盤の焚火の場面のくだりで「そんなに仲がいいのか…」と思ったのをよく覚えています。
あと、序盤のところで荷物を家に運び入れるときに「そんなにひどいことを言うの!?」と思ったのですが、今でも見るたびに思います。
その約一年後に、自分でDVDを購入し、繰り返し見るようになるとは思っていませんでした。
吹き替えなしのようで、かっこいい声も聞けてとにかく最高な作品です。
パンフレットも手に入れたのですが、「シャープな狙撃手の腕を持ち」と張耀揚さんが演じられた役のページに書いてあり、最高です。
『あくなき挑戦 ジョニー・トーが見た映画の世界』という作品で、『放·逐』一部のシーンが引用されて使われています。
ときどき最期のことを思い出して、頭が無になります。
『黒社会』
邦題 | 『黒社会』 |
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原題 | 『我在黑社會的日子』 |
公開 | 1990年6月23日(日本)/1989年8月4日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 楊港 |
おすすめしてもらって見ました。
あまりにもかっこいい(かわいい!ともわたしは思っていますが…周りからは「かわいいと言うのはおかしいのでは?(かっこいいの方では?)」と言われていて、わたしはかっこいい・かわいいどちらも思っています。)ので、とても好きな作品です。この作品を鑑賞したことで、張耀揚さんにさらにはまった気がします。
作品としては、当時に流行っていたらしい黒社会ものと、チョウ・ユンファさん出演作で、内容はあまり…という気がします。香港映画らしいのと、テンポがいいのでわたしは好きですが、万人受けはしない作品だと思います。
それでも、途中で入る謎の運動会(?)で組織の名前が入ったTシャツを着て笑顔の張耀揚さんが見られたり、どうやらスタントなしで車に引かれる姿を見られて頭が無になったり、衣装がどれも似合っている姿を見られたり、仔犬を抱いている姿を見られたりします! 最高です!
『ザ・ミッション 非情の掟』
邦題 | 『ザ・ミッション 非情の掟』 |
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原題 | 『鎗火』 |
公開 | 2001年9月1日(日本)/1999年11月19日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | Mic/Mike |
パンフレット | あり(未入手) |
張耀揚さんで調べると、よくこの作品の画像が見つかって「かっこいいな、見たいな…」と思っていましたが、レンタルの取り扱いもなく、中古も軒並み高騰しているために知っていても鑑賞までが大変でした。(2021年2月に確認したところ、当時購入したよりもかなり高騰していました…何があったのかと気になります)
迷ったのですが、結局「見たい!」と叫んで購入しました。
おかげで、「手に入れてよかった」と繰り返し見ています。
出てくる方々がとにかくかっこいいのと、アクションシーンや場面ごとの立ち位置も最高に素敵で、何回見ても「最高!」になります。張耀揚さんの声も吹き替えなしで聞けるので最高です。
『あくなき挑戦 ジョニー・トーが見た映画の世界』という作品で、『鎗火』の一部のシーンが引用されて使われています。
『フルタイム・キラー』でも作中で映画鑑賞をする場面で、一部の場面が引用されています。(場面はつながっておらず、一部だけが時系列関係なく映されています)
『ブルー・エンカウンター』
邦題 | 『ブルー・エンカウンター』 |
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原題 | 『衛斯理藍血人』 |
公開 | 2002年6月7日(日本)/2002年3月28日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 白奇偉 |
近所のお店でレンタルされていたので借りました。
内容は当時らしいと思えば、当時らしいのかもしれない作品です。演出の面などが…
よく分からない展開が最後まで続き、主人公に都合のいい展開、すべてが分からないままアンディ・ラウさんのみが出てくる謎の組織、急な恋愛要素まであり、とにかく気になる点が多いです。
ですが、張耀揚さんとアンディ・ラウさんが見たい場合には、かなりいい作品です。
最後まで白奇偉さんはかっこいいので、その点に関しても最高です。
それ以外は…ちょっと...
『江湖告急』
原題 | 『江湖告急』 |
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公開 | 日本公開なし/2000年9月21日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 何君愉 |
日本語字幕がないのですが、とにかくかっこいい張耀揚さんが見られるので最高です。
また、唐突に英語字幕に「I love you」と出てきた瞬間に(これは…広東語を英語に訳したものの、諸事情で比喩をこう訳しただけだろう)と思っていたのですが、本当の愛の告白で最高すぎて呻きながら見ていました。
愛の告白、銃撃と続くので頭が真っ白になりましたが、無事に命が助かっていたようで、本当によかったです。
『醉生夢死之灣仔之虎』
原題 | 『醉生夢死之灣仔之虎』 |
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公開 | 日本公開なし/1994年8月19日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 聰 |
日本語字幕がないのであまり内容は分かっていませんが、とにかく張耀揚さんが演じられる役がかっこいいので最高です。衣装も多いので、見ているだけでもとてもいいです。
怪我をする場面がありますが、最後まで一応生き残ってはいるのでその点もいい作品かもしれません。
遅れて来て銃撃をする場面がなぜかとても好きです。
『去吧!揸 Fit 人兵團』
原題 | 『去吧!揸 Fit 人兵團』 |
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公開 | 日本公開なし/1996年9月6日(香港) |
鑑賞 | VCD |
配役 | 恐龍 |
VCDしか入手ができなかったので、VCDで見ました。
胸元が開いている衣装があまりにも最高です。
吳鎮宇さんも出演されていて、とてもかっこよかったです。
『僕は君のために蝶になる』
邦題 | 『僕は君のために蝶になる』 |
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原題 | 『蝴蝶飛』 |
公開 | 2008年10月25日(日本)/2008年1月10日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 精神科医役(DVDに付属している特典カレンダーより) |
少し出ていると聞いていたのですが、わざわざレンタルする気もあまり…と思っていたときに偶然にも中古で見つけて購入しました。なぜ…?
本当に少しですが、出ています。一度出るだけで、その後は出てこないので寂しいです。
それでも、眼鏡をかけていてとてもかっこよかったです!
DVDに収録された音声が北京語なのもあってか、吹き替えられていたのが少しさみしいですが…
内容は恋愛ですが、わたしがそもそも恋愛が主になっている作品に興味が薄いので、よく分かりませんでした。
親子の関係に踏み込んだ描写などはよかったのですが、主人公に対して恋愛相手が亡くなった原因が自業自得だったり、交通法規をまったく無視した行動などを起こす相手で、むしろとても怖かったです。
『花様年華』
邦題 | 『花様年華』 |
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原題 | 『花樣年華』 |
公開 | 2001年3月31日(日本)/2000年9月29日(香港) |
鑑賞 | 配信 |
配役 | 声での出演(陳先生) |
声のみ出演している作品だと知っていたのですが、配信されていたので見ました。
「声だけでも分かるかどうか…」と分からなかったときのことを懸念していたのですが、見ていてかなり序盤の場面で張耀揚さんの声が聞こえてきて「これですか!? 姿を出してほしい…かっこいい!」となりました。
物語全体の演出もすごく、人間関係や露わにされずも確かにある強い感情が滲むような雰囲気に飲まれそうな作品ですごかったです。
わたしはあまり恋愛の文脈を読み取るのが得意ではないのですが、倫理などの現実的な要素はおいておいて、物語としての恋愛や雰囲気として表現された恋愛の描き方が独特かつ、繊細で際立っていて素晴らしかったです。(不倫や浮気といった人の裏切りは落ち込んでしまうので、「やめてほしいな…」と少し思いながら見ていました。)
それにしても、声だけでも張耀揚さんは最高!になり、姿が見えないのかと必死に画面を見てしまうほど最高でした。
炊飯器を買う姿やお土産を買って帰ってきた姿など見たかったです。(幻覚です。)
『プリズン・オン・ファイアー』
邦題 | 『プリズン・オン・ファイアー』 |
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原題 | 『監獄風雲』 |
公開 | 1987年11月13日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 嚴國雄 |
タイトルやひどい悪役を演じたという内容は知っていたのですが、借りられなかったり、見つけられなかったりして、買いました。
ひどい悪役なのかもしれないとは思ったのですが、仕事で囚人にお腹を刺されたことがあるなら私情が混じってしまうのかもしれないとも思わせる人物を演じられていてよかったです。
同情はしていないのですが、ある程度の煽情や誤解をあえてさせたのも、囚人たちを管理するために必要だったのかもしれないと思いました。
しかし、看守長の割には囚人たちと距離が近くて驚きました。現場にはあまり出てこないで、書類仕事をしてそうだと思ったので…
それにしても、制服を着る張耀揚さんが最高だとよく分かりました!
冬のときの制服もかっこよくて、最高です…!
帽子を取る場面や髪の毛が乱れる場面で「ファンサービスだ」と思ったのですが、そうだと嬉しいです。
最後はホラー映画の展開みたいで、「残り10分は生き残っていてくれ~!」と願っていました。生きているようでよかったです。耳は…仕方ないです。
ちなみに『君の心に刻んだ名前』という映画で、主人公二人がこの映画のポスターを盗む場面があります。
なぜこの映画のポスターなのかと気になっていたのですが、内容が閉塞感のある主人公たちの関係性と『プリズン・オン・ファイアー』の内容が合っていたのかとようやく気がつきました。(すべて想像です。作中の年代があっていただけでは…? という気もします。)
内容や物語は、昔にブログ形式で書かれていた精神病棟の小説を思い出しました。(一体何を読んでいたのか、今でも読めるのかは覚えていません。途中で読まなくなったか、作品自体がブログごと消えたような気がします。)
閉塞的な場所での人の渡り合いや関係、立ち位置や持ち物による力関係が成り立ちやすい特殊な環境が似ているのかなと思いつつ、善悪や事実関係を正しく把握し平等に罰する制度を作るのは難しいなと見ていました。
『妖獸都市』
邦題 | 『妖獣都市~香港魔界篇~』 |
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原題 | 『妖獸都市』 |
公開 | 1993年8月21日(日本)/1992年11月20日(香港) |
鑑賞 | ブルーレイ |
配役 | 鬼眾道 |
日本語版がVHSで見られそうになかったのと、ブルーレイ版が出ていたので香港版ブルーレイで見ました。
画像でしか見たことのなかった張耀揚さんが見られて最高です。
衣装や役がとてもかっこよくて、個人的には好きです。妖獣役で乱暴な態度があるのも、人よりも優位だと思って好き勝手にしている雰囲気が出ていて好きです。
壁ドンが流行る前の壁ドン(?)もとてもかっこよくて、最高です。言っていることは悪役そのものですが…
ジャケットを羽織る姿が好きなので、見られてよかったです!
謎の色気がある場面は意味が分からなくて楽しかったです。へたをすれば癖を捻じ曲げられそうで笑っていました。
最後は仕方がないと思いました。
映画そのものの内容は字幕がないのであまり分かっていませんが、時代が感じられておもしろかったです。
『ビースト・コップス 野獣刑警』
邦題 | 『ビースト・コップス 野獣刑警』 |
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原題 | 『野獸刑警』 |
公開 | 劇場未公開(日本)/1998年4月9日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 高佬輝 |
お風呂に入る作品があるとは知っていたのですが、どの作品かまでは知らず、ようやくこの作品だと分かったため鑑賞しました。
最初の場面からかっこよく、最高です!
煙草の煙を吹きかけるところが、最高でとても好きです。細かな仕草や表情がやさしそうな反面、黒社会の人らしい気質もあり、そうした差からやはりどこか過ごしている世界が違うのだと感じさせるもので、とてもよかったです。
中盤は出てきませんが、刑事さんたちの倫理観に驚きます…
終盤あたりに帰ってきてからは、「帰るために強盗までした」と言っていて、それしか手段がなくともしてほしくない…と思ってしまいました。(わたしが払いたくなりました)
それにしても、他の人と話した子どもの名前を巡るいろいろなことに、闇(?)だなと思いました。
お風呂の場面は最高でしたが、裏切りに怒りつつも、容赦なく手を下せなかった様子から倒れる姿までは辛かったです。生きているのなら、斧を振り回してでも生きていてほしかったです…(斧を振り回さずに、平和に生きていてほしいのが本心ですが…)
特典映像があり最高なのですが、少し変わっていて各俳優さんごとに焦点を当てた映像で特典映像が分かれています。
張耀揚さんの特典映像は最高です!あのお菓子は食べられるのか…!と感動しながら見ていました。
『風雲 ストームライダーズ』
邦題 | 『風雲 ストームライダーズ』 |
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原題 | 『風雲雄覇天下』 |
公開 | 2000年4月15日(日本)/1998年7月18日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 釈大師/释武尊 |
張耀揚さんがやさしい役で出ていて、見られそうだったので見ました。
世界観が最後までいまいち掴みきれなかったのですが、漫画が原作にあるらしいです。そのためか、世界観や設定はあまり説明されずに進む印象があります。
ダイナミックなワイヤーアクション、派手なCG、近くにいる異性同士で始まるPVなど、どこかで見たことがある気がする…と思ったのですが、『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』でした。個人的には、よく分からないと思って見ました。
張耀揚さんが演じられる釈太師は物語における狂言回しというか、中立の立ち位置といった雰囲気があり素敵でした。何事にも動じずないのがかっこよかったです。あと、アクションも怪我がなさそうでよかったです。『黒社会』は車に引かれる場面があるので…
個人的には露出が多めだったので、「こんなに露出がある僧侶がいて、大丈夫ですか…? 仇討ちには巻き込まないで、太師を無事に帰らせてほしい」と思いました。囲むところは、本当に面倒事に巻き込まずに帰してくださいと思いました。
アーロン・クォックさんもかっこよかったです! この作品は好きな俳優さんの胸元や脇、肩、腕あたりの露出が多くて、見ているのは最高でした。物語は…そんなに...
アンソニー・ウォンさんも少し出てきますが、出てきたと思ったら謎の敗北をしていたのが衝撃でした。
他には、ヒロインと主人公たちの恋愛のあたりに相互理解をした方がいいと思ったり、結局どちらが好きだったのか、好きよりも友情よりの感情だったのか疑問だったり、途中で遺体から強引に奪った力は何だったのか、恋人の遺体はどうするのか(迎えにいっていないのでは?)と思ったり、急に腕を切断して腕をもらったりする部分が唐突で驚いたりしました。原作ではしっかり説明されている気がしました。
他にも当時最先端らしいCG技術についてのインタビューや、お酒を飲みながら滝での場面を撮ったという危ないエピソードを笑顔で語るアーロン・クォックさんが見られます。
また、珍しく特典画像と特典映像が充実しています。特典画像には当時の販促でつかった画像、パンフレットの広告までが掲載されています。今までいろいろな映画を見ましたが、ここまで充実しているのは初めてです。
ちなみにパッケージがCDサイズでした。間違ってVCDを買ったのかと思いました。この形のDVDは初めて手に入れたため、驚きました。
『拳神 KENSHIN』
邦題 | 『拳神 KENSHIN』 |
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原題 | 『風雲雄覇天下』 |
公開 | 2002年6月1日(日本)/2001年12月7日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | ジン21/戰廿一 |
物語はかなり大味ですが、意外にも筋が通っていておもしろかったです!
真面目に見るより、笑いつつ見られて個人的には好きです。(その割に怪我人や死傷者が多いのが悲しいですが…)
ジン21さんが張耀揚さんの演じられる役ですが、悪人として吹っ切れていてすごかったです。悪いことを自覚しながらも、悪の道を突き進む姿はむしろ潔く、かっこよかったです。
制服の姿が本当に最高でした。過去の姿も素敵で、最高です。金髪と黒シャツが似合いすぎている…
あれほどかっこいい方に支配されるのであれば、いいかと思ってしまいそうですが、だめだなとも思いました。
特典映像は映画公開時のプレミアイベント(?)らしいのですが、張耀揚さんがしっかり出ていてありがたかったです。
『火武耀揚』
原題 | 『火武耀揚』 |
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公開 | 2000年(香港)(詳細不明) |
鑑賞 | DVD |
配役 | 耀揚 |
調べてみても情報が手に入れられなかったので、実物を見てみました。
内容はよく分かっていませんが、黒社会での友情や人間関係が見られるアクション映画だと思います。 (分かっていないため、あやふやなことしか書けません…)
張耀揚さんとルイス・ファンさんとの共演でかっこいい俳優さんが並んでいるのを見られて、最高です。
全体的には『弾丸兄弟』と少し雰囲気が似ている…?ような気がします。少し低予算なのかと感じる部分がありますが、しっかり作られていて好きです。
張耀揚さんの役はかっこいいのですが、シースルー素材のシャツを着ていて胸が透けているので、大丈夫なのかと思いました。とてもかっこいいのですが、刺激が強いと思いました。
最後は薬を使ってテンションを上げた状態で銃を振り回してくれますが、退場の仕方がかなりずっしりきて怖かったです。(へたなホラー映画より現実味があって怖かったです。社会の裏を感じてしまいました。)
『ドラゴン電光石火 '98』
邦題 | 『ドラゴン電光石火 '98』 |
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原題 | 『亞洲警察之高壓線』 |
公開 | 1995年1月14日(香港) |
鑑賞 | DVD |
配役 | ディック/狄克 |
有名でしたが、主に主人公を演じるドニー・イェンさんが有名で、張耀揚さんがどれくらい出るのか分からなかったのですが、しっかり悪役として出てきて最高!です。
衣装も多いうえに、見ていくうちに主人公の妻を殺害した黒社会の一人から、過酷な環境で上り詰めた人物であり、逮捕された過去から復讐をしたという一面が分かっていくのも魅力的ですごくよかったです。(ただ、逮捕されたのは法に背いた結果だと思うので、それで復讐するのは…と思いました。)
アクションも銃撃戦から身体アクション、爆発までたくさんあってすごい密度ですごく好きです。
インターネットで見た車に乗り込むシーンがこの作品からだったのかと分かったのも、すごく楽しかったです。
個人的には急に爆発するバスケットボールの唐突さと、バスローブで刺客を倒す主人公のインパクトがすごすぎて笑っていました。すごすぎる…急展開の展開がクレイジーすぎる...!
『火武耀揚』で見た透ける生地のシャツを今作でも着ている張耀揚さんが見られたのも、素敵で最高です。かっこよすぎて本当に好きです。
本
私が見つけられた範囲で張耀揚さんが掲載されている本です。
新・香港電影城 香港スター伝説
《書誌情報》
香港電影城編集部編『新・香港電影城 香港スター伝説』1999年、小学館
『鎗火』を撮影中の張耀揚さんのインタビューと写真が掲載されています。インタビューの内容も最高ですが、写真も充実していて最高です。
『鎗火』の他の出演者のインタビューも載っているので、その点も最高です。
Movie Gong Special ムービー・ゴン スペシャル チャイニーズ・ムービー・スター
《書誌情報》
大和昌監修『Movie Gong Special ムービー・ゴン スペシャル チャイニーズ・ムービー・スター』1998年、星雲社
張耀揚さんは1Pですが、写真に加えて出演した作品の概要や特徴、出演した作品が掲載されています。
見出しは「冷酷無比な悪役がふと見せる孤独の影」とあります。(上記の本の107Pから引用しています。)最高です。
ちなみに『ザ・ミッション 非情の掟』に出演した俳優さんも何人か掲載されています。掲載されている画像の画質がいいとは言いがたいですが、出演した作品の一覧があり資料として参考になること、当時の俳優さんのイメージが窺えるのがよかったです。
香港電影広告大図鑑Ⅱ 1994-1995
《書誌情報》
伊藤卓、徳木吉春編『香港電影広告大図鑑Ⅱ 1994-1995』1996年、ワイズ出版
当時の香港映画の広告をまとめている本です。すべての映画の広告を掲載しているわけではありませんが、1994~1995年に香港で公開された映画の情報がかなり掲載されているようです。
あくまで「広告」を掲載しているという背景もあり、本にある画像は荒いですが、当時の宣伝されている空気感が伝わってくるようでとても興味深い資料です。
コラムや香港映画にまつわるデータをまとめられているため、単に見て楽しめるだけではなく、当時の香港映画に対するイメージが分かるかもしれません。(掲載されている情報の調査をしているわけではないため、確証はないです…)
張耀揚さん出演作品では『醉生夢死之灣仔之虎』などが掲載されています。広告に姿が載っているのは見つけられませんでしたが、映画紹介に名前が掲載されています。
月刊香港通信
《書誌情報》
吉田一郎編集『月刊香港通信 NO49』1996年5月1日発行、パソナプレス発行
香港にいる日本人向けに発刊されていたらしい『月刊香港通信』で張耀揚さんがインタビューされている号があると聞いてずっと探していたのですが、ようやく見つけて手に入れられました。表紙からしてかっこいいうえに、服装が素敵すぎて好きです。
手に入れられてとても嬉しかったのですが、やはり表紙とインタビューのページを飾る張耀揚さんがかっこよすぎて最高だと改めて思いました。
インタビューの内容は映画のことと、演じる役についてで話されていて、誠実で真面目、穏やかな人柄が伝わってくるようでした。最高~!!
ちなみにインタビューの一部で、アクションはカットが入るのを避けるためスタントなしでご自身で演じられていること、常に現場では怪我をしていると話されていて、どうか体は大切にしてほしい…撮影は安全を優先してほしい…と思いました。
内容に関しては、1990年代の時代をよく感じます。今見ると少し驚く内容もありますが、普段あまり雑誌を読まないので雑誌で取り上げる内容に慣れていなくて驚いているだけかもしれません。当時の香港の雰囲気を感じられるため、おすすめです。
(入手に関しては、現在だとかなり難しいかと思います。香港で発刊されていたようなので、国会図書館での閲覧ができるかも不明です。)